アートメイクスクールの費用はなぜこんなに違う?ワンデー・マスター・開業コースの選び方
「アートメイクを学ぼうとスクールを探しているのですが、見積もりの幅が大きすぎます。何がそんなに違うんでしょうか?」
「眉アートメイクスクールだけ通えばいいと思っていたのに、リップやヘアラインも一緒にと言われて混乱しています…」
「正直、独学でもいけるのではと思って動画ばかり数か月見ています…」
こんにちは、CYAN アートメイクの代表・CYANです。
私は国家技術資格の臨床心理士として働いたのちアートメイクを始め、韓国人として初めて日本のクリニック(東京・名古屋・大阪)でパウダーブロウを教えてきました。その間、アートメイクスクールの費用について尋ねられることが本当に多かったです。金額を代わりに決めて差し上げることはできませんが、何がその金額をつくっているのかは正確にお伝えできます。それが分かれば、見積書一枚を見るだけで「何が抜けているか」が見えてきます。
※ 重要:日本ではアートメイクは「医療行為」に該当し、施術には医師免許(または医師の管理下)が必要です。 日本国内での開業・施術の可否は日本の医事関連法をご自身で必ずご確認ください。本記事は韓国を基準とした教育・カリキュラムの説明であり、日本での資格・法制度とは異なります。
アートメイクスクールの費用は何で決まりますか?
受講料は授業日数ではなく、科目数 × 実習量 × アフターサポート期間の掛け算で決まります。同じ「1か月コース」でも、この3つが違えば学べる量も金額もまったく変わります。
✔ 科目数 ― 眉だけを学ぶのか、リップ・ヘアライン・カバーアップまで束ねるのかで分かれます。科目が増えると色素も技法も別々に習得する必要があり、時間が倍かかります。
✔ 実習量 ― 練習皮(人工皮膚)までなのか、モデル実習が何名なのかを見てください。モデル実習とは、講師の監督のもとで実際の人の肌に施術する段階で、人数分の材料と時間がかかるため費用の最大の軸になります。
✔ アフターサポート期間 ― 修了後の質問をいつまで受けてくれるかです。初めてのお客様の前で手が止まる瞬間は必ず来ますが、そのとき聞ける相手がいるかどうかが実力の差になります。
安いコースが悪いのではありません。何が抜けているか分からないまま選ぶことが危険なのです。
さらにマシン・ニードル・色素といった材料が受講料に含まれるのか別なのか、オンライン講座が付いてくるのかでも変わります。金額だけを並べて比べると必ず判断を誤ります。
授業日数が同じでも、学ぶ量は同じではありません。
ワンデー・マスタークラス・開業コース、どう選びますか?
目標ではなく、いま自分がどの出発点にいるかで選んでください。
✔ ワンデー・ツーデー・スリーデー(短期) ― ひとつの技法を圧縮して習得するコースです。すでに施術していて特定の技法だけ補強したい方に向きます。初めての方がここで終えると手が仕上がらず、実戦で揺れます。
✔ マスタークラス ― 基礎から積み直すコースです。CYANでは2か月かけて授業4回+デモ5回、そして1年間のフィードバックで構成し、復習動画と出張授業1回が付きます。手彫りとマシンを同時に学びます。
✔ 開業コース ― 眉・リップ・ヘアラインの全科目にモデル実習10〜12名までを含め、3か月かけて店舗オープンまで見るコースです。スクールに通った経験がない方でも修了後すぐ実戦に立てるよう設計しています。
選ぶ基準は目標ではなく、いまの出発点です。
コースごとに何が含まれるかはCYAN ACADEMYのご案内に項目別で並べています。
眉アートメイクスクールだけで足りますか、リップやヘアラインまで必要ですか?
収入を考えると眉だけでは足りませんが、順番は眉が先です。眉は需要が最も多く、デザイン・色素・深さの原理をすべて含んでいるため入門科目として適しています。ここで手が定まれば、ほかの部位ははるかに早く身につきます。
✔ 眉 ― ハンドパウダーとマシンパウダーに分かれます。道具が違うので手の感覚も別に鍛える必要があります。
✔ リップ ― 皮膚が薄く血管が多いため、色の入り方が眉とは異なります。リップアートメイク講習を別に置いているのはそのためです。
✔ パウダーヘアライン ― 生え際の境界を自然に埋める科目で、男性のお客様まで広げたいときに足します。
✔ 残色のカバーアップ ― 他院で受けた古い眉を整える科目です。実戦で最も頻繁にぶつかるのに、カリキュラムに無いスクールが少なくありません。
ひとつ明確にお伝えします。アイラインアートメイクと頭皮アートメイク(SMP)はCYANの講習科目ではありません。 施術のみで承っています。その部位を学びたい方は、実際に教えているところへ行かれるほうが確実です。
科目を増やす順番を誤ると、学んだことが互いに助け合いません。
アートメイクは独学で学べますか?
理論と見る目は独学で育てられますが、針の深さは独学では身につきません。 色が抜ける原因の大半は深さで、これは指先の感覚のため動画では移りません。さらに定着後(healed)の写真を見る機会がなければ、自分が何を間違えたのか永遠に分かりません。
映像では運べないものがひとつあり、それが仕上がりを分けます。
そこで私たちは無料ガイド → オンライン講座(VOD) → 短期 → 単科 → 開業コース → 1年フィードバックの順番をおすすめしています。前半2段階はひとりでも進められます。授業の進め方と画質が自分に合うかをオンライン講座で確かめてから、手が必要な地点でオフラインに移ってください。
ソウルでスクールを選ぶとき、実際に見るべきこと
地域よりも大切なのは、その講師が定着後の写真を見せられるかです。ソウルのアートメイクスクールは弘大や江南に集まっていますが、距離は数駅の差にすぎず、結果は講師で分かれます。見積もりを受け取るとき、次の4つを聞いてみてください。
✔ モデル実習は何名ですか?(見学と実習は別です)
✔ 材料とマシンは受講料に含まれますか、別ですか?
✔ 修了後の質問はいつまで受けてもらえますか?
✔ 施術1か月後の写真を見せていただけますか?
距離は数駅の違いですが、講師は結果そのものの違いです。
4つ目に答えられないところは外して構いません。施術直後の写真は誰でもきれいに写ります。良いスクールを見分ける5つの基準はアートメイクスクールの選び方に別途まとめています。
CYAN ACADEMYは費用をどう決めていますか?
私たちは受講料を数字で掲げず、コースと日程に応じてカウンセリングでご案内しています。科目の組み合わせ、モデル実習の人数、出張の有無で実際に変わるため、ひとつの数字を掲げるとかえって誤解になるからです。オンライン講座(VOD)はオフラインとは別に運営しています。
数字を掲げると楽ですが、その数字が誤解になります。
代わりに何が含まれるかはすべて開いています。理論・応用理論・デモ回数・モデル実習人数・復習動画・出張授業・フィードバック期間まで、コース別に比較できるよう並べました。価格表ではなくこの表を先にご覧ください。気になる組み合わせがあればご相談・お問い合わせからお知らせいただければ、合うコースをお伝えします。
見積書では何を先に見るべきですか?
総額より先に、含まれる項目の表を開いてください。
含まれる項目の表とは、理論・デモ・実習・材料・アフターサポートを項目ごとに書き出した表を指します。ここで分かれるのが、材料費とは、マシン・ニードル・色素のように授業で使う消耗品の費用が受講料の中か外かという点です。そしてサポート期間とは、修了後も質問を受けてもらえる期間で、総額には表れませんが実際の価値を大きく動かします。
✔ 材料とマシンが込みか別かどうか
✔ 「実習」に見学が含まれているかどうか
✔ アフターサポートが何か月か
金額が同じでも、項目表が違えば別の過程です。
まとめ
✔ 費用は日数ではなく、科目数 × 実習量 × アフターで決まる
✔ ワンデーは補強用。初めてならマスター・開業コースが合う
✔ 眉から始め、リップ・ヘアライン・カバーアップへ広げる
✔ アイライン・SMPはCYANの講習科目ではない(施術のみ)
✔ 独学は理論まで。針の深さは人から学ぶ
✔ 見積書より「1か月後の写真」を先に求める
アートメイクスクールの費用とは、結局自分がどれだけ手を動かせるかの値段です。私たちCYANはソウル弘大(麻浦区)に施術と教育の空間をともに構えています。どこで学ばれるにせよ、金額表ではなく「含まれる項目の表」を先に開いてみてください。
長い記事をお読みいただきありがとうございました。
CYAN アートメイク代表のCYANでした。
CYANは医療機関ではなく、アートメイクのスタジオ・教育スペースです。効果や持続期間は個人の肌質やアフターケアにより異なり、色素アレルギー・感染・一時的な腫れ/赤みなどの可能性があります。詳しくは施術前のカウンセリングでご案内します。
よくある質問
アートメイクスクールの費用はだいたいどのくらいですか?
スクールごとの幅が大きく、CYANもサイトに金額を掲げていません。受講料は授業日数ではなく、学ぶ科目数・モデル実習の人数・修了後のアフターサポート期間の掛け算で決まるためです。さらにマシンやニードル、色素といった材料が受講料に含まれるか別か、オンライン講座が付くかでも変わります。金額だけを並べて比べても、実際に何が抜けているかは見えません。見積もりを受け取る際は総額よりも含まれる項目の一覧を先に求め、モデル実習が見学込みかどうかを必ず確認してください。
ワンデーコースだけでもすぐ施術できますか?
すでに施術していて特定の技法だけ補強する目的であれば、ワンデーやツーデーといった短期コースで十分です。ただしアートメイクを初めて学ぶ方が短期コースだけで実戦に立つと、手が仕上がらず揺れやすくなります。色が抜ける原因の大半は針の深さですが、これは練習皮とモデル実習を重ねるうちに指先に残る感覚のため、短い日程では埋まりません。初めての方には基礎から積むマスターコースか、全科目を扱う開業コースのほうが向いています。
リップアートメイクの講習だけ受けられますか?
はい、科目を組み合わせて選べます。CYAN ACADEMYの科目はハンドパウダー、マシンパウダー、パウダーヘアライン、残色のカバーアップ、デザイン、色素学と色彩学、リップに分かれており、必要な科目だけを短期コースで受講できます。すでに眉を施術されている方がリップ1科目だけ追加されるケースが実際に最も多いです。ただしリップは皮膚が薄く血管が多いため色の入り方が眉と異なり、色素選択とトーン補正を別に学ぶ必要があります。
アイラインや頭皮アートメイク(SMP)も学べますか?
ご検討中でしたら、まず眉のご受講をおすすめします。眉にはデザイン・色素・深さの原理がすべて含まれているので、ここで手が決まると他の部位は格段に早く身につきます。逆に眉が固まらないうちに部位を増やすと、学んだことが互いに助け合いません。開講状況はご相談の際にご案内します。
アートメイクを独学で始めてもよいですか?
理論と見る目は独学でも育てられますが、針の深さを独学で身につけるのは困難です。色が抜ける原因の大半は深さであり、これは指先の感覚のため動画だけでは移らず、定着後の写真を確認する機会がなければ何を間違えたのか自分では分かりません。無料ガイドとオンライン講座で理論と授業の進め方を先に確認し、手が必要な地点からオフラインコースへ移る順番をおすすめします。
効果や持続期間は個人の肌質やアフターケアによって異なり、色素アレルギー・感染・一時的な腫れや赤みなどの可能性があります。詳しくは施術前のカウンセリングでご案内します。