アートメイクの収入は何で決まるのか — 誰も保証できない理由まで
「アートメイクのアーティストが実際どれくらい稼げるのか、調べても言うことがバラバラで何を信じればいいのか…」
「会社に勤めながら副業で始めても大丈夫でしょうか?」
「数年後もこの仕事が残っているのかが、実は一番の心配です」
こんにちは、CYAN アートメイクの代表・CYANです。
収入の話は皆さんあまりされませんが、私はむしろこの話をすべきだと思っています。数字を約束するところほど危ないからです。ですからこの記事では金額を申し上げません。代わりに何が収入をつくるのかとなぜ誰もそれを保証できないのかを正確にお伝えします。この構造が分かれば、他人の収入話を聞いても揺れなくなりますよ。
※ 重要:日本ではアートメイクは「医療行為」に該当し、施術には医師免許(または医師の管理下)が必要です。 日本国内での開業・施術の可否は日本の医事関連法をご自身で必ずご確認ください。本記事は韓国を基準とした説明です。
アートメイクの収入は何で決まりますか?
単価 × 回転 × 再来の三つの掛け算で決まります。どれか一つが0に近ければ、残りが大きくても意味がありません。
単価とは施術一件の価格、回転とは決まった時間内に何名を見られるか、再来とは同じお客様が戻る理由があるかです。三つが掛け算だという点が肝心なんですね。
✔ 単価 ― 実力とポートフォリオがつくります。下げてつくった予約は次の単価を縛ります
✔ 回転 ― 施術が二〜三時間なので一日に見られる人数が物理的に決まっています
✔ 再来 ― リタッチと他部位がここに入ります
掛け算なので一項目だけ伸ばす戦略は長続きしません。
なぜ誰も収入を保証できないのですか?
三つのうち二つは本人の手に、残る一つは市場に懸かっているからです。
単価と再来は実力と応対がつくります。これは学んで積めば上がるんですね。ところが回転は予約があって初めて生まれ、予約は検索・紹介・地域の競合状況に左右されます。同じ実力でも場所と時期によって変わるということです。
ですから「何か月でいくら」と言うところがあれば、その数字の根拠を尋ねてください。多くは最もうまくいった一人の話か、既に予約が埋まっていた人の話です。
平均を語る人は少なく、最高を語る人は多いものです。
保証という言葉が出た瞬間に根拠を確認すべきです。
部位を増やせば本当に収入が伸びますか?
伸びるのは収入そのものより予約表の空白です。
眉だけだと再来周期が長いんですね。リタッチまで間が空く間、予約表が空きます。ここにリップやヘアラインが加わると同じお客様が別の理由で戻られ、新規を探し続ける圧力が減ります。
開業コースが眉・リップ・ヘアラインの全科目で組まれているのも同じ理由です。部位が多いから良いのではなく、部位が回転をつくるからなんですね。
部位の拡張は売上ではなく予約密度の問題です。
副業として始めてもいいですか?
可能です。ただし練習時間をどこから捻出するかが先に決まっている必要があります。
副業で始める方が詰まるのは予約ではなく手です。週末だけ手を動かすと感覚がつながらず、同じミスを繰り返してしまいます。逆に平日の夜に練習皮だけでも継続して握る方は進みが速いんですね。
難しいのは確かです。ただ練習時間を固定で確保できるなら十分に可能な始め方ですよ。
予定が不規則なら、オンライン講座で理論を先に終えてオフライン日程をまとめて取るほうが現実的です。オンライン講座は無期限視聴なので時間を割いて使うのに向きます。
副業か専業かより、練習が途切れないかが分かれ道です。
実力が上がれば収入は自動的に上がりますか?
いいえ。実力は単価の上限を上げるだけで、その単価を受け取れるようにするのは見せられる結果です。
同じ実力でも定着後の写真がなければ、お客様は判断する材料がありません。すると結局は価格で比較されることになり、単価は実力と無関係に押さえ込まれます。
✔ 施術直後ではなく定着一か月後の写真を集めてください
✔ 同じ角度・同じ照明でないと比較になりません
✔ うまくいったものだけ集めると信頼が生まれません。カバーアップのような難しい施術例のほうが説得力があります
実力は上限をつくり、ポートフォリオがその上限を現実にします。
再来は何でつくられますか?
施術の結果とアフターの応対です。順番としては応対のほうが先に体感されます。
施術は二〜三時間ですが、回復は数週間かけて起こります。その間お客様は不安になられ、このとき連絡がつくかどうかが次の予約を分けるんですね。結果が同程度なら、再来はたいていここで決まります。
実際に再来がよく回る方を見ると、施術が特別に違うのではなく回復3日目と2週目に先に連絡が入っています。お客様からすればその二回の連絡が「この人は最後まで見てくれる」という合図として残ります。
再来は施術台ではなく回復期間に決まります。
この仕事の見通しはどうですか?
需要が消える業ではありませんが、できる人とそうでない人の差は開き続けると見ています。
情報が開かれていてお客様も以前よりずっと調べて来られます。定着後の写真を求められ、色がどう抜けるのかも尋ねられるんですね。この流れでは原理を知っている人が有利で、技法一つを短期で覚えただけの場合は説明で詰まります。
韓国では施術者の国家免許がまだ施行前で制度も変わっている最中です。その状態で安全なのは、紙より実際の結果を積んでおくことです。
見通しは業ではなく準備の問題に狭まっています。
まとめ
✔ 収入は単価 × 回転 × 再来の掛け算である
✔ 回転は市場に懸かっているため誰も収入を保証できない
✔ 部位の拡張は売上ではなく予約密度をつくる
✔ 副業か専業かより練習が途切れないかが分かれ道
✔ 実力は単価の上限、定着後ポートフォリオがその実現
✔ 再来は施術台ではなく回復期間の応対で決まる
数字を約束しない代わりに構造をお伝えしました。私たちCYANはソウル弘大(ホンデ・麻浦区)で施術と教育を並べて行っています。今どの段階におられるか教えていただければ、何から埋めるとよいかご相談・お問い合わせで一緒に見ていきます。
長い記事をお読みいただきありがとうございました。
CYAN アートメイク代表のCYANでした。
CYANは医療機関ではなく、アートメイクのスタジオ・教育スペースです。効果や持続期間は個人の肌質やアフターケアにより異なり、色素アレルギー・感染・一時的な腫れ/赤みなどの可能性があります。詳しくは施術前のカウンセリングでご案内します。
よくある質問
アートメイクのアーティストはどれくらい稼げますか?
金額は申し上げられず、どこも保証できません。収入は単価と回転、再来の掛け算で決まりますが、このうち回転は予約に懸かり、予約は検索や紹介、地域の競合状況に左右されるためです。同じ実力でも場所と時期で変わります。何か月でいくらと言うところがあれば、その数字の根拠をご確認ください。
会社に勤めながら副業で始めてもいいですか?
可能です。判断基準は勤務形態ではなく、週に何回手を動かせるかです。アートメイクは針の深さと圧が指先に残る必要のある仕事なので、間隔が空くと前回の感覚を取り戻すのに時間を使います。週1回の長い練習より週3回の短い練習のほうが進みます。予定が不規則なら理論をオンラインで終え、オフライン日程だけまとめる方法が現実的です。
部位を複数習えば収入は増えますか?
増えるのは収入そのものより予約表の密度です。眉だけだとリタッチまで間が空いて予約表が空きますが、リップやヘアラインが加わると同じお客様が別の理由で戻られ、新規を探し続ける圧力が減ります。開業コースが全科目で組まれているのも、部位が多いからではなく部位が回転をつくるからです。
実力が上がれば単価を上げられますか?
実力は単価の上限を上げますが、その単価を実際に受け取れるようにするのは見せられる結果です。定着後の写真がなければお客様は判断材料がなく、結局は価格で比較され単価は実力と無関係に押さえ込まれます。施術直後ではなく一か月後の写真を、同じ角度と照明で集めることをお勧めします。
アートメイクの見通しはどうですか?
見通しを数字で聞くより、ご自身の条件で確かめられるほうが確実です。お住まいの地域で同じ施術を出している店の数、その価格帯、そしてご自身が週に何人まで受けられるか。この三つを並べると、市場全体の話ではなく、ご自身の見通しが見えてきます。誰かが語る一つの数字は、その方の条件の話です。
効果や持続期間は個人の肌質やアフターケアによって異なり、色素アレルギー・感染・一時的な腫れや赤みなどの可能性があります。詳しくは施術前のカウンセリングでご案内します。