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暗めの唇、いきなり発色させるとくすみます — ダークリップ中和ガイド

執筆者CYAN臨床心理士(韓国国家資格)の代表が執筆・監修しています

「もともと唇が暗いのですが、リップアートメイクで明るくなりますか」

「一度できれいな色が出ると思っていたのに、濁ったという口コミを見て怖くなりました」

「中和というのを先にすると聞きましたが、それだと何回通うことになるのでしょう」

こんにちは、CYAN アートメイクの代表・CYANです。

暗い唇は色を乗せる問題ではなく、下地の色を扱う問題です。ここを飛ばして望む色をそのまま入れると、たいてい濁ります。今日はなぜそうなるのか、中和とは正確に何なのか、何回を見ておくべきかを整理します。

なぜそのまま色を乗せると濁るのですか?

色素は覆うのではなく重なるからです。

アートメイクの色素は肌の浅い層に入り、もとからあった色と重なって見える方式で働きます。絵の具のように上を覆うのではありません。ですから下地が暗かったり紫・茶の気配があると、その上にピンクやコーラルを入れても二つの色が混ざって見えます。

白い紙に塗ったピンクと、灰色の紙に塗ったピンクは、同じ絵の具でも違う色に見えます。

下地色とは、唇そのものがもともと持っている色と気配のことです。紫寄り、茶寄り、灰色寄りに分かれ、人によって違います。同じ「暗い唇」でもどちら寄りに暗いかで対応がまったく変わります。

下地を読まなければ、どの色を入れても予測できません。

リップアートメイクの仕上がり
リップアートメイクの仕上がり

ダークリップの中和とは正確に何ですか?

中和とは、暗い下地の気配を打ち消す色を先に入れて土台を整える作業です。

紫の気配があればその反対側の色を、茶の気配があればそれに合う色を浅く重ねます。目的はきれいな色をつくることではなく、次の段階で望む色がきちんと見えるように土台を整えることです。

中和の段階 ― 下地の気配を打ち消します。この段階だけでは華やかには見えません

発色の段階 ― 整った土台の上に望むトーンを乗せます

定着期間 ― 各段階のあいだに回復の時間が必要です

発色とは、整った土台の上に望む色を乗せて実際に見えるようにする段階です。中和と発色は目的が違うので、中和の結果を発色の基準で見ると落胆されます。

中和はきれいになる段階ではなく、きれいになれるようにする段階です。

リップアートメイクの仕上がり
リップアートメイクの仕上がり

何回受ける必要がありますか?

下地の程度によりますが、一度で終わる場合は稀です。

色が暗いほど、そして以前の施術の残色があるほど回数が増えます。正確な回数は実際の唇を見て判断する部分なのでカウンセリングでご案内します。ただし「一度で完成」と言うところは疑われるべきです。 下地を無視して一度に濃く入れると、その瞬間は色が出て見えても回復後に濁ります。

一度で終わると言うところが最も危険です。

リップアートメイクの仕上がり
リップアートメイクの仕上がり

回数のあいだはどれくらい空けますか?

6〜8週を見ます。色が定着するのにそれだけかかります。

施術直後の色は最終の色ではありません。数日かさぶたが整理され、その後数週かけて薄まりながら本当の色が現れます。この過程を見きる前に次の段階を重ねると、判断の根拠なしに色を積むことになります。

定着とは、色素が肌の中で位置を得て色が安定することを指します。この期間を飛ばすと、まだ上がってきていない色の上にまた色を乗せることになります。

定着を待ってはじめて次の色を決められます。

リップアートメイクの仕上がり
リップアートメイクの仕上がり

中和だけ受けて終わりにしてもいいですか?

可能です。判断の目安を一つ挙げると、普段リップを塗ったときに発色が悪いと感じてこられたかです。

そうであれば下地がリップ製品の色を吸ってしまっているということなので、中和だけでも普段のメイクの乗りが目に見えて変わります。逆にリップ製品なしでも華やかな状態を望まれるなら、発色の段階まで進む必要があります。

実際に中和のあとで「今がちょうどいい」とおっしゃる方もいます。唇が整うとメイクがずっと乗りやすくなるので、色より土台を望まれていた方はそうなります。

どこで止めるかはカウンセリングで先に決めておくほうがよいです。

施術するとすぐ明るくなりますか?

いいえ。直後はむしろ濃く見えます。

色素が表面近くにある状態なので施術直後が最も濃く見えます。数日後にかさぶたが整理されると一度大きく薄まり、その後数週かけて色がまた上がってきます。この「薄まってから上がる」区間で驚かれる方が多いです。

かさぶたとは、施術部位を覆って回復を助ける薄い膜で、無理に剥がすとその部分の色も一緒に落ちます。薄まる区間がとりわけ大きく見える場合は、たいていここで起きています。

難しい過程なのは確かです。ただこの流れを先に知っておかれると不安がぐっと減ります。

直後 → 薄まる → 定着の順で進みます。

始める前に確認すること

下地が暗い場合ほど、事前の確認が結果を分けます。

現在の唇の写真 ― 自然光で、メイクをしていない状態で

望むトーン ― 参考写真が二〜三枚あると言葉より正確です

以前の施術の有無 ― 残色があると設計がまったく変わります

日程の余裕 ― 回数のあいだに6〜8週を取れるか

唇のトラブル歴 ― カウンセリングで必ずお伝えください

施術直前のケアも結果に関わります。唇が荒れて皮がむけている状態では色が均一に入らないので、一週間前から保湿をされるとよいです。反対に直前に無理に皮をむくと表面が敏感になり不利になります。

事前の情報が回数を減らします。

唇が暗いという理由でできない場合もありますか?

下地が暗いという理由だけでできない場合はほとんどありません。ただ期待値を合わせることがより重要になります。

明るい唇から始める方と暗い唇から始める方では、同じ回数で到達する地点が違います。これを先にお伝えしないと、結果が悪くないのに落胆されてしまいます。私たちがカウンセリングに時間をかける理由がここにあります。

できないのではなく、到達点を先に合わせる必要があるのです。

まとめ

色素は覆うのではなく重なるので、下地が結果を左右する

中和はきれいになる段階ではなく、きれいになれる土台をつくる段階

一度で終わると言うところは疑う

回数のあいだは6〜8週 ― 定着を見てから次の色を決める

直後は濃く見え、薄まってからまた上がってくる

できないのではなく、到達点を先に合わせる問題

暗い唇は急いで扱うと必ず濁ります。逆に段階を守れば十分に華やかになります。私たちCYANはソウル弘大(ホンデ・麻浦区)にあります。リップの色の設計全般はリップの色選びに、リップアートメイク自体が初めてならリップアートメイクガイドを先にご覧ください。今の唇の状態が気になる方はご相談・お問い合わせから写真と一緒にお尋ねください。

長い記事をお読みいただきありがとうございました。

CYAN アートメイク代表のCYANでした。

CYANは医療機関ではなく、アートメイクのスタジオです。効果や持続期間は個人の肌質やアフターケアにより異なり、色素アレルギー・感染・一時的な腫れ/赤みなどの可能性があります。詳しくは施術前のカウンセリングでご案内します。

よくある質問

暗いリップもリップアートメイクで明るくなりますか?

明るくなり得ますが一度では難しいです。ご自分で確認されるなら自然光でリップを撮影し、同じ写真を白黒に変えてみてください。白黒で周りの肌よりはっきり暗く写るなら下地の色が濃いほうなので工程が増えます。カウンセリング前にこの写真をお送りいただくと回数の見立てがずっと正確になります。

ダークリップのニュートラライズは何回受ければいいですか?

下地の程度と以前の施術の残りによって変わるため実際のリップを見て判断します。ただ一度で終わるケースはまれです。一度で完成すると言うところは疑っていただきたいのですが、下地を無視して濃く入れるとその瞬間は色が出て見えても回復後に濁るからです。

ニュートラライズだけ受けて発色はしなくてもいいですか?

可能です。判断の助けになる基準をひとつ申し上げると、普段口紅を塗っても発色しにくいと感じてこられたかどうかです。そうであれば下地がリップ製品の色を吸っているということなので、ニュートラライズだけでも普段のメイクの乗りが目に見えてよくなります。逆に口紅なしでも明るい状態を望まれるなら発色の段階まで進む必要があります。

施術するとすぐ明るく見えますか?

いいえ。直後はむしろ濃く見えます。この時期に写真を撮っておかれると後の判断に役立つのですが、照明を変えず同じ場所で施術当日・一週間後・一か月後の三回撮っておいてください。三枚を並べると色がどう動いたかが見え、リタッチで何を調整するかもその写真で決めます。

始める前に何を準備すればいいですか?

施術直前のケアも結果に関わります。リップが荒れて皮がむけている状態では色が均一に入らないので一週間前から保湿をされるとよいです。逆に施術直前に無理に皮をむくと表面が敏感になってかえって不利です。そして撮っておかれた現在の写真は自然光で、メイクをしていない状態で残してください。

効果や持続期間は個人の肌質やアフターケアによって異なり、色素アレルギー・感染・一時的な腫れや赤みなどの可能性があります。詳しくは施術前のカウンセリングでご案内します。

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