ソウル1回の渡韓で眉+リップまで — マルチ部位アートメイクの日程設計
「韓国に数日しか滞在しないのですが、眉とリップを両方受けたいです。無理でしょうか」
「同じ日に二部位やると腫れて外を歩けないのではと心配です」
「リタッチのためにまた来なければならないと聞いて、旅行を二回組むことになるのかと…」
こんにちは、CYAN アートメイクの代表・CYANです。
ソウルに滞在できる日数が決まっている方には、何を受けるかより、どの順番で配置するかのほうがずっと大切です。順番を誤ると残りの日程を腫れとともに過ごすことになります。今日は一度の滞在の中に複数の部位を無理なく入れる方法を整理します。
同じ旅行で二部位、同じ日でも大丈夫ですか?
可能ですが、すすめる組み合わせとそうでない組み合わせがあります。
マルチ部位とは、眉・リップ・アイライン・ヘアラインのうち二か所以上を同じ期間に受けることです。部位ごとに二〜三時間かかるので、同じ日に二部位だと座っている時間だけで五〜六時間になります。体力の問題もありますが、より大きいのは回復が重なることです。
✔ 眉+ヘアライン ― 回復の様子が似ていて同日でも負担が少なめです
✔ 眉+リップ ― 同日も可能ですが翌日の予定は空けておかれるとよいです
✔ リップ+アイライン ― 同日はおすすめしません。腫れが顔の中心で重なります
リタッチとは、初回で定着しきらなかった部分を補って完成度を上げる工程で、これも含めて日程を見ないと計画がずれます。
部位の組み合わせより、回復が重なるかを先に見ます。

何日の日程が必要ですか?
二部位なら最低3泊をおすすめします。余裕があれば4泊が楽です。
初日に到着してカウンセリングと最初の部位、一日休んで二つ目、最終日に経過を確認して出国という流れが最も安定します。到着当日にすぐ施術する日程は疲れが重なって腫れが長引きます。
✔ 1日目 ― 到着・カウンセリング・デザイン確定(余裕があれば一部位目まで)
✔ 2日目 ― 一部位目または二部位目
✔ 3日目 ― 残りの部位、アフターケアの案内
✔ 4日目 ― 経過確認のうえ出国
到着当日の施術は腫れを長引かせます。

どの順番で受けるとよいですか?
リップを後ろに置くほうがおおむね楽です。
リップは皮膚が薄く血管が多いため腫れが最も目立ち、飲食にも制約が出ます。旅行の途中でリップをすると残りの日程の食事が不便になります。逆に眉は腫れが少なく、マスクや帽子で隠しやすいです。
旅行の中で不便が最も大きい部位を最後に置けば、残りの時間が楽になります。
腫れとは施術の刺激に対する組織の一時的な反応で、部位と人によって程度が違います。リップが目立つのは組織が柔らかく血流が多いからです。
眉 → ヘアライン → リップの順が旅行には最も無難です。

施術直後に観光しても大丈夫ですか?
可能ですが、避けるべきことが三つあります。
アフターケアとは、色が定着するまで刺激を減らす期間のことですが、旅行中はこれが特に難しくなります。次の三つを守るだけでも結果が大きく変わります。
✔ 強い日差し ― 紫外線は色をぼやけさせます。帽子や日陰を使ってください
✔ 汗と水 ― サウナ・チムジルバン・水泳は回復期間中は避けます
✔ こすること ― かさぶたを触るとその部分だけ色が抜けます
軽い室内の予定や散歩は問題ありません。ただし最初の二日は無理をされないほうがよいです。
観光はできますが、日差し・水・こすることの三つは避けます。

腫れはどのくらい続きますか?
部位によって違い、リップが最も目立ちます。
眉はおおむね一〜二日で落ち着き、メイクでも隠せます。リップは二〜三日ふっくらして見え、色も最初は濃く出ています。これは問題ではなく回復の過程です。
色は施術直後が最も濃く、数日かけてかさぶたが整理されると薄まります。完成した色は一か月後に出ます。 旅行中に見えている色で判断しないでください。
そのため最終日に「思っていた色と違う」とおっしゃる方がいますが、その時点はまだ判断する段階ではありません。帰国後一か月の写真をお送りいただければ、そのとき一緒に見ます。
旅行中に見る色は最終の色ではありません。

リタッチのためにまた来る必要がありますか?
リタッチは6〜8週後に行いますが、その間に再度来られるのが難しい方が多いです。
リタッチは初回で定着しきらなかった部分を補う工程なので、完成度に関わります。ただし次回の訪韓予定に合わせて時期を調整される方もいらっしゃいます。日程が未定であればカウンセリングで先にお伝えいただければ、初回施術の強さをそれに合わせて設計します。
リタッチ時期を先に伝えていただければ、初回の設計が変わります。

二部位を一度にすると顔がちぐはぐになりませんか?
部位ごとに別々に設計すればそうなり得ます。顔全体の印象としてまとめて設計すればむしろ有利です。
眉だけ濃くして、リップを後から別の場所でするとトーンが合わないことがあります。反対に同じ人が同じ時期に設計すれば、眉の濃さとリップの彩度を互いに合わせられます。
✔ 眉が濃ければリップはトーンを落としてバランスを取ります
✔ リップをはっきりさせたい場合、眉は毛流れを柔らかくします
✔ 肌の下地色を一度読めば、二部位の色素選択がずれません
パーソナルカラーとは、肌・目・髪の色がつくる個人の色の基準のことで、二部位を一緒に見るならこの基準を一度取るだけで済みます。
一度に設計すれば、二部位が互いを補正します。

来る前に準備するとよいもの
日程が短いほど、先に決めて来られた分だけ実際の施術時間が増えます。
✔ 受けたい部位と優先順位(時間が足りないとき何を外すか)
✔ 普段のメイク写真を二〜三枚 ― 望む濃さを言葉より正確に伝えます
✔ 以前に受けたアートメイクがあればその写真
✔ 帰国日と次回の訪韓予定
とくに最後が大切です。次にいつ来られるかによって初回施術の設計が変わります。
先に決めて来られた分だけ施術時間が長くなります。

まとめ
✔ 部位の組み合わせより、回復が重なるかを先に見る
✔ 二部位なら最低3泊。到着当日の施術は避ける
✔ 眉 → ヘアライン → リップの順が旅行には無難
✔ 観光は可能だが、日差し・水・こすることは避ける
✔ 旅行中に見える色は最終の色ではない(完成は一か月後)
✔ リタッチは6〜8週後 ― 次回の訪韓予定を先に伝える
短い日程に複数の部位を入れるのは欲張りではなく設計の問題です。私たちCYANはソウル弘大(ホンデ・麻浦区)にあります。滞在日程と受けたい部位を教えていただければ順番を一緒に組みます。海外からお越しの方への全般的なご案内は韓国まで来る理由に、出張と訪韓の比較は出張施術と訪韓に整理しています。日程のご相談はお問い合わせからどうぞ。
長い記事をお読みいただきありがとうございました。
CYAN アートメイク代表のCYANでした。
CYANは医療機関ではなく、アートメイクのスタジオです。効果や持続期間は個人の肌質やアフターケアにより異なり、色素アレルギー・感染・一時的な腫れ/赤みなどの可能性があります。詳しくは施術前のカウンセリングでご案内します。
よくある質問
眉とリップを同じ日に受けられますか?
可能ですが翌日の予定は空けておかれるとよいです。部位ごとに二〜三時間かかるため同じ日に二部位だと座っている時間だけで五〜六時間になり、何より回復が重なります。眉とヘアラインのように回復の様子が似た組み合わせは負担が少なめですが、リップとアイラインは腫れが顔の中心で重なるので同日はおすすめしていません。
マルチ部位を受けるなら何日の日程で行けばいいですか?
二部位なら最低三泊、四泊あれば余裕があります。到着当日は疲れが重なって腫れが長引くのでカウンセリングとデザイン確定に使い、その後一日ずつ分けて施術し、最終日に経過を確認する流れが安定します。日程がもっと短い場合は部位の優先順位を決めてきていただくと施術時間を確保できます。
旅行中に施術を受けて観光しても大丈夫ですか?
大丈夫です。ただし強い日差しと水、こすることの三つは避けてください。紫外線は色をくすませ、サウナや水泳は回復期間に合わず、かさぶたを触るとその部分だけ色が抜けます。室内の軽い予定や散歩は問題ありませんが、最初の二日は無理をされないほうがよいです。
リタッチのために韓国へまた来なければなりませんか?
リタッチは六〜八週後の工程なので、その間に再訪が難しい方は多いです。次の渡韓予定があればその時期に合わせて調整できますし、日程が決まっていなければカウンセリングで先にお伝えいただければ初回の強さをそれに合わせて設計します。リタッチの計画によって初回の施術が変わります。
二部位を一度にすると顔が不自然になりませんか?
部位ごとに別々に設計するとそうなり得ますが、同じ時期に一緒に設計するとむしろ有利です。眉が濃ければリップのトーンを落とし、リップをはっきりさせたい場合は眉の毛流れを柔らかくするというように互いを補正できるからです。肌の下の色も一度読めば二部位の色素選択がずれません。
効果や持続期間は個人の肌質やアフターケアによって異なり、色素アレルギー・感染・一時的な腫れや赤みなどの可能性があります。詳しくは施術前のカウンセリングでご案内します。