韓国で眉アートメイクを修正|カバーアップ・色補正・除去の違い
残った色・濃さ・形から修正方法を考えます。カバーアップで対応できる範囲と、先に除去の相談が必要な場合を解説します。
まず、お答えすると
昔の眉アートメイクが赤く/青く浮いてきました。上から覆えますか?それとも消すべきですか?
残っている色の濃さと深さによって変わるため、写真だけで決めつけるのは難しいです。色が薄く浅く入っていれば、色の中和カバーアップで十分に整えられます。赤く浮いた色には補色系を、青やグレーに浮いた色には温かみのあるトーンを混ぜて、自然な茶色に戻していく方法です。逆に色が濃く深く入っていたり、面積が広い場合は、上から新しい色を重ねても下の色が透けて濁ってしまうことがあり、まず色を薄める段階が必要になることもあります。ですので、やみくもに覆うよりも、直接状態を見て可否を判断するほうが安全です。色別にどの補色を使うかは、眉の変色・色補正ガイドで詳しく扱っています。
「何年か前にやった眉アートメイクが赤く浮いてきて、ずっと気になってしまって…」
「他店でやった眉が左右非対称で青っぽいんですが、消すべき?それとも上から隠せる?」
昔のアートメイクが気に入らず、どう直せばいいのか悩んでいらっしゃる方は本当に多いです。
はじめまして、CYAN PMU 代表の CYAN(HSIN SIAN)です。韓国の国家資格を持つ臨床心理士として働いたのち、アートメイク(PMU)の世界に入り、現在はアートメイク大会の審査員としても活動しています。ソウルの弘大(麻浦区)にスタジオを構えてから、初めて受ける方と同じくらい「昔のものを直しに」いらっしゃる方を本当に多く担当してきました。
今回は、気に入らないアートメイクの修正に悩んでいる方へ向けて、アートメイクの「除去」と「カバーアップ(修正)」がどう違うのかを整理してご案内します。正解は写真一枚で決めつけられるものではなく、残っている色・深さ・形を直接見て初めて決まります。
昔のアートメイクは、なぜ気に入らない状態に変わってしまうの?
もっとも多いお悩みは、色の変化・にじみ・左右差の三つに集約されます。
アートメイクは皮膚の浅い層に色素を入れる施術なので、茶色が薄くなってくると下に残った色素の色味が透けて、赤み・青み・グレーがかって見えることがあります。色素が深く入りすぎていたり、針の角度が傾いていた場合は、色が横に広がるにじみ(ブローアウト)が残り、左右のデザインが最初から合っていなければ、薄くなるにつれて左右差がさらに目立ってしまうこともあります。
✔ 赤み・青み・グレーは、色が抜けるにつれて下に残った色素の色味が透けた変色です
✔ 輪郭がぼんやり広がっていたら、深さ・角度から来たにじみの可能性があります
「アートメイクは時間とともに色が薄くなるものであって、ひとりでにきれいに消えるわけではありません。」
変わったのではなく、最初からその色になる設計だったことが多いのです。
なぜ赤・グレー・青に変わるのか、色別の中和の原理が気になる方は眉の変色・色補正ガイドで詳しく扱っています。
アートメイクの除去とカバーアップ、何が違うの?
結論から言うと、除去は『抜く』方向、カバーアップは『覆って整える』方向です。
アートメイクの除去は、残った色素そのものを減らす・抜き取るアプローチです。大きくレーザーとリムーバー(除去液)に分かれますが、レーザー除去は医療の領域なので、アートメイクスタジオではなく医療機関で行う必要があります。
眉アートメイクの修正(カバーアップ)は、残った色を抜かずに、その上に新しい色素とデザインを重ねて整える施術です。ここで重要になるのが色の中和です。赤く浮いた眉には補色を混ぜて赤みを抑え、青やグレーに浮いた色は温かみのあるトーンで中和して、自然な茶色に戻していきます。色別にどの補色をどう使うのか、詳しい原理は眉の変色・色補正ガイドで扱っています。
✔ 除去:色素を抜く方向 — レーザーは医療機関、リムーバーは状態に応じて
✔ カバーアップ:覆って整える方向 — 色の中和・デザインの再設計が要
✔ 二つは競合ではなく、除去で薄めてからカバーアップで仕上げることもあります
覆うか抜くかは好みではなく、いま肌に残っている色素が決めます。
施術案内と施術例ギャラリーで、実際のトーンの変化をご覧いただけます。
私の場合は、覆える?それとも消すべき?
正直に申し上げると、直接見ないことには決めつけられません。同じ「赤い眉」でも、状態がまったく違うからです。
残った色が薄く浅く入っていれば、色の中和カバーアップで十分に整えられます。逆に濃く深く入っていたり、面積が広い場合は、上から新しい色を重ねても下の色が透けて濁ってしまうことがあり、まず色を薄める段階が必要になることがあります。このときレーザーのような医療的な除去が必要だと判断した場合、当スタジオはまず医療機関でのご相談をおすすめしています。
ですので、気に入らないアートメイクの修正は、華やかなビフォーアフターよりも、できるかどうかを正直に伝えてくれるところが大切です。「抜くより足すほうが簡単」というアートメイクの原則どおり、一度で無理をせず、薄く段階的に整えるのが安全です。
✔ 薄く浅ければカバーアップ、濃く深ければ薄める段階から
✔ 「絶対に覆える」より、できるかどうかを正直に見てくれるところを選んで
写真一枚で断定するところより、見てから判断するというところが確かです。
似合う色・デザインの方向性は、施術のご相談で事前にご覧いただけます。
CYAN は他店修正・色の中和をどう行っているの?
当スタジオによくいただくご依頼の一つが、他店で受けたアートメイクを整える作業です。
他店修正の難しさは、自分が入れていない色を読み解かなければならないという点にあります。どの色素がどれくらいの深さで入っているのかは見えないので、色彩理論を使って今浮いている色から逆算し、中和の方向を決めていきます。臨床心理士の経歴から「直したいけれど、また失敗しそうで怖い」というお気持ちをまず伺い、できるかどうかを正直に合意してから進めます。
✔ 3万件の施術経験から「何を覆えて、何を薄めるべきか」を先に判断
✔ 色の中和で赤み・青みを抑え、自然な茶色へ
✔ 左右のバランス・デザインを最初から設計し直し
✔ 覆えない状態なら、正直に医療機関での除去をご案内
「気に入らないアートメイクを直す第一歩は、新しく描くことではなく、今残っているものを正確に読み解くことです。」
覆えない状態だとお伝えすることも、修正の一部です。
カウンセリングには何を持っていけばいいですか?
自然光で撮った眉の写真が1枚、いちばん重要です。
残存色素とは、以前の施術の色素が薄くなってもなお皮膚に残って透けている状態で、赤く出るのか灰色に出るのかで進め方がまったく変わります。室内の照明ではその差が見えにくいんです。
✔ 自然光で撮ったクローズアップ(正面・45度)
✔ 以前の施術時期と回数
✔ 除去(レーザー・リムーバー)を試したことがあるか
お伝えいただかなかった履歴ひとつが、判断全体を変えます。
回数と途中経過はどうなりますか?
一度で濃く覆わず、薄く何層にも分けて進めます。
補色中和とは、浮いている色の反対側の色を混ぜて抑え、自然な茶色に戻す方法で、赤みと灰色・青みでは方向が正反対です。ですから初回のあとに色が完全な茶色に戻らないのが正常です。
✔ 薄く乗せて、6〜8週後の経過を見て次を決めます
✔ 途中、色が中途半端に見える区間があります
途中の段階を先に伝える店が、最後まで一緒に行ける店です。
カバーアップ後のケアは何が違いますか?
通常の施術より、紫外線をより気をつけていただきます。
回復期とは、かさぶたができて剥がれ、色が落ち着くまでの期間で、おおむね4〜6週です。カバーアップは下に残っていた色と新しく乗せた色が一緒に落ち着くため、この時期に紫外線を多く浴びるとトーンが再び分かれることがあります。
✔ 回復期は帽子やサングラスで覆ってください
✔ かさぶたは剥がさず、自然に落ちるまで置きます
カバーアップは施術台より、回復期で結果が分かれます。
なぜ赤く・青く・グレーに変わるのでしょう
これはまず安心してください。色が変わったこと、ケアを間違えてそうなったのではありません。色素と皮膚が自然に反応するうちに生じることがほとんどです。
茶色の色素の中には酸化鉄という成分が入っていますが、時間が経つとこれが酸化したり少しずつ位置を移します。すると茶色だったものが赤み・オレンジ色に浮いてきます。また色素が皮膚に深く入りすぎると、光が散る「チンダル現象」というものが生じて青灰色のように透けて見えますし、ここに施術の刺激による色素沈着まで重なると、くすんで暗くなることもあります。
そして一つだけ押さえておきますね。「アートメイク」という名前のせいで「時間が経てば跡形もなくすっかり消えるだろう」と思いやすいのですが、実は少し違います。薄くはなりますが、グレー・青の残色がほのかに残る場合が多いのです。だから新しく施術するときは、この残った色を必ず一緒に計算しなければなりません。そうしないと新しい色と混ざって、思わぬ色が出るからです。
Q. 補色補正とは何ですか? 色を覆うのとは違いますか?
はい、違います。補色補正は「覆う」のではなく「鎮める」のです。
変色した色に、その反対の色(補色)を少し混ぜて彩度を下げる方式です。色相環で向かい合う色どうしは互いの気を相殺します。だから青み・グレーがかったところにはオレンジ系を、赤く変わったところには緑・カーキ系を、黒く暗くなったところには黄色系を加えて色味を抑えます。
難しく聞こえますよね? メイクで使うカラーコレクターを思い浮かべればぴったりです。赤みには緑、くま・青みにはサーモンを塗りますよね。それとまったく同じ原理です。
でもここで正直であるべきことがあります。補色補正は残った色を「目立たなく」するのであって、色素を抜くのではありません。だから補正だけで十分な場合か、それとも整理(除去)が先の場合かを、カウンセリングで正確に見分けるのが本当に大切です。これは色素表を見てできることではなく、ケースを数えきれないほど見ながら積み上げた感覚なのです。(この部分はちょっと… 自信があります、ふふ)
除去 — レーザーとリムーバー、そして正直な限界
覆って解決できないときは、色素を薄く整える「除去」を考えます。大きく二つです。
レーザーは色素の粒を細かく砕いて、体が排出するのを助ける方式です。でもここに落とし穴が一つあります。アートメイク・アイライン・唇によく使う酸化鉄や、肌色・ピンク補正に使う二酸化チタン成分は、レーザーを受けるとかえってグレー・黒に固まってしまう「逆説的黒変」が生じることがあるのです。抜こうとしてかえって濃くなるわけです。だからレーザー除去は、医療機関で目立たない小さな部位に先にテスト照射をしてから進めるのが原則です。
食塩水(リムーバー)方式は、浸透圧で色素を引き上げて、かさぶたと一緒に排出するものです。黒変のリスクは比較的低いですが、効果に個人差が大きく、複数回必要なことがあります。
どの方法でも、一度ですっかり消えると約束するのは難しいです。回復期間を置いて段階的にいかなければなりません。これは正直に申し上げるのが正しいですから。
まとめ
✔ 変色は色が傷んだのではなく、残った色が現れた状態です
✔ 除去は抜く方向、カバーアップは覆って正す方向です
✔ レーザー除去は医療領域なので医療機関で受けてください
✔ 覆うか抜くかは好みではなく、残った色素が決めます
✔ 写真一枚で断定しないところが確かです
✔ 覆えないとお伝えすることも、修正の一部です
CYAN はソウルの弘大(麻浦区)にあり、江南・明洞からも地下鉄でお越しいただけます。正確な可否と費用は、料金案内とご相談・ご予約でご確認いただけます。弘大で受けるなら、弘大(ホンデ)眉アートメイクのカバーアップもあわせてご覧ください。弘大の韓国アートメイクスタジオ CYAN PMU 代表、CYAN(HSIN SIAN)でした。
CYAN は医療機関ではなく、アートメイク(PMU)専門のスタジオです。効果や持続期間は個人の肌質やアフターケアにより異なり、色素アレルギー・感染・一時的な腫れ/赤みなどの可能性があります。レーザーによる色素除去など医療的な判断が必要な場合は、医療機関で行ってください。カバーアップ・修正の可否は残った色や肌の状態によって異なり、詳しくは施術前のカウンセリングでご案内します。
参考資料
よくある質問
昔の眉アートメイクが赤く/青く浮いてきました。上から覆えますか?それとも消すべきですか?
残っている色の濃さと深さによって変わるため、写真だけで決めつけるのは難しいです。色が薄く浅く入っていれば、色の中和カバーアップで十分に整えられます。赤く浮いた色には補色系を、青やグレーに浮いた色には温かみのあるトーンを混ぜて、自然な茶色に戻していく方法です。逆に色が濃く深く入っていたり、面積が広い場合は、上から新しい色を重ねても下の色が透けて濁ってしまうことがあり、まず色を薄める段階が必要になることもあります。ですので、やみくもに覆うよりも、直接状態を見て可否を判断するほうが安全です。色別にどの補色を使うかは、眉の変色・色補正ガイドで詳しく扱っています。
アートメイクの除去とカバーアップ(修正)は何が違いますか?
除去は残った色素そのものを減らす・抜き取る方向で、カバーアップは色を抜かずにその上に新しい色素とデザインを重ねて整える方向です。除去はレーザーとリムーバー(除去液)の方式に分かれますが、レーザー除去は医療の領域なので、アートメイクスタジオではなく医療機関で行う必要があります。カバーアップは色の中和が要で、今浮いている色を色彩理論で逆算し、自然なトーンに戻していきます。二つは競合関係ではなく、色が濃すぎる場合はまず除去で薄めてからカバーアップで仕上げる、というように組み合わせて使うこともあります。
他店で受けたアートメイクも CYAN で修正できますか?
他店で受けたアートメイクを整える作業は、当スタジオがもっとも多くいただくご依頼の一つです。ただし自分が入れていない色は、どの色素がどれくらいの深さで入っているのかが見えないため、色彩理論で今浮いている色を逆算し、中和の方向を決める精密な読み解きが必要になります。そのため初めて受ける方よりもカウンセリングとデザイン設計に時間をかけ、何を覆えて何を薄めるべきかを先に合意してから始めます。もし覆うだけでは整えるのが難しい状態であれば、無理に進めず、医療機関での色素除去を先にご案内します。
レーザーでアートメイクを消したいのですが、CYAN でできますか?
レーザーによる色素除去は医療の領域なので、医療機関ではないアートメイクスタジオの CYAN では行っておりません。色が濃すぎたり深く入っていてカバーアップだけでは整えるのが難しいと判断した場合、当スタジオは正直に医療機関でのご相談を先におすすめします。その後、色が十分に薄くなれば、デザインと色を整え直すカバーアップで仕上げることができます。なにより一度で無理をせず段階的に進めるのが安全ですので、今の状態でどの方法が合うかは、施術前のカウンセリングで一緒に確認いただくことをおすすめします。
日本のクリニック(他院)や他店で受けたアートメイクが気に入りません。韓国の CYAN で直せますか?
他院・他店で受けたアートメイクのお直し・修正は、CYAN がもっとも多く担当してきた作業の一つです。日本国内で受けて赤み・青みに変色した、左右差がある、にじんで失敗したのでやり直したい——そうしたご相談も含めて承ります。他院修正の難しさは、自分が入れていない色を読み解かなければならない点にあります。どの色素がどれくらいの深さで入っているかは見えないため、色彩理論で今浮いている色から中和の方向を逆算し、デザインを一から設計し直します。渡韓される場合は、初回とリタッチ(通常6〜8週後)まで同じ施術者の手で続けられるよう、事前のカウンセリングで状態を共有し、日程を一緒に組んでおくと安心です。なお、完全に消せるわけではなく、覆えるかどうかや必要な回数は残った色の濃さ・深さによって個人差があり、覆うだけでは難しい濃さの場合は、無理をせず医療機関での色素除去を先にご案内します。
効果や持続期間は個人の肌質やアフターケアによって異なり、色素アレルギー・感染・一時的な腫れや赤みなどの可能性があります。詳しくは施術前のカウンセリングでご案内します。